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来年の海外旅行者2.7%増と予測

 財団法人日本交通公社(東京・千代田区)は2012年の海外旅行者数が2011年に比べ2.7%増の1740万人になるとの予測を示しました。為替の円高基調が追い風となるほか、電力不足が懸念される夏場に海外で過ごす「節電旅行」などの需要が続くとみられています。

 

 一方で、2012年の訪日外国人者数は2011年比26.5%増の790万人を見込んでいます。震災が響き27.4%減と予測する2011年からは数が戻る予測ではあるものの、2010年の861万人には達しません。国別ではビザ発給数が増え続ける中国が大きく伸び、欧州は景気低迷で伸びや悩むと見ています。

 

(2012年12月21日 日経MJより一部抜粋)