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東京都内主要ホテル稼働率、16年ぶり90%台へ

日本経済新聞社がまとめた10月の東京都内の主要19ホテルの平均客室稼働率は90.2%と、前年同月比5.3ポイント上昇しました。90%台に乗ったのは1997年11月(90.6%)以来です。

 

個人の国内レジャー客の伸びに加え、訪日外国人客の増加が押し上げました。前年実績を上回るのは20か月連続。

 

10月は16ホテルが前年を上回りました。品川プリンスホテル(東京・港)は93.2%と2.3ポイント上昇。都内で開催されたスポーツ大会の参加者の宿泊が伸び、旺盛な宿泊需要を背景に平均客室単価も8%上昇しました。京王プラザホテル(東京・新宿)も91.1%と7.6ポイントの上昇。訪日ビザの発給要件の緩和を背景に、東南アジアなどを中心に訪日客が増えたようです。

 

日本政府観光局によると、10月の訪日外国人数は31.5%増の92万9000人と、10月単月で過去最高でした。

 

(日経MJ 2013.12.16号より)