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京都・祇園に新ホテルを2026年春開業予定-帝国ホテル

株式会社帝国ホテルは、京都・祇園甲部歌舞練場敷地内の弥栄会館の一部を保存活用した新規ホテル計画の実施を決定しました。


新規ホテルの開業は2026年の春を予定しており、帝国ホテルブランドのホテルとしては、東京、上高地、大阪に次いで4軒目。1996年の帝国ホテル 大阪のオープン以来、30年ぶりの新規開業となります。


国の登録有形文化財ならびに京都市の歴史的風致形成建造物に指定される弥栄会館は、近年、建物の老朽化や耐震性の問題により本来の用途である劇場を含む大部分が使用されなくなっていました。今回の新規ホテルの開業計画は、歴史的・文化的価値のある弥栄会館を現代のニーズに合わせてホテルとして再生するとともに、歌舞練場耐震改修をはじめとする歌舞練場敷地全体の一体的な整備への貢献にもつながります。


新たに建設するホテルについては、弥栄会館の敷地と弥栄会館北側の土地を学校法人八坂女紅場学園より賃借し、それぞれに「本棟」、「北棟」(いずれも仮称)を建設する予定です。


弥栄会館という貴重なレガシーを継承し、祇園町南側地区の歴史あるまちなみにふさわしいホテル計画を実現することで、祇園甲部歌舞練場敷地一帯を中心とした地域社会の活力ある持続的な発展に貢献します。


(株式会社帝国ホテル ニュースリリースより 2021.5.12付)