関山 由香さん
夜間部ホテル科 2年
(神奈川県立鶴嶺高校出身)
留学といっても、ただ英語を勉強しにいくだけでは、普通の留学と変わりませんよね。
日本ホテルスクールの留学制度には、「インターンシップ制度」があるので、実際に海外のホテルで働くことができます。英語を学びながら、ホテルの現場で働くことで、さらに英語力UP!
私にとって初めての海外経験となったのは、高校2年生の秋、カナダ・バンクーバーへの修学旅行でした。交わす言葉はもちろん英語で、すれ違っただけの相手にも挨拶を交わすという環境に触れ、海外の雰囲気を初めて肌で感じた瞬間でした。そこから「海外」に興味を持つようになり、もっと海外を知りたいという好奇心が沸いてきました。
そして、留学スタート!アメリカ・シアトルに到着し、空港には外国人ばかりという状況を目の当たりにして、時差ボケながらも、ここがアメリカなんだな・・・と、ようやくそこで実感が湧いてきました。
「海外で学びたい」という強い思いはありましたが、実は日本の中学・高校での英語の授業は苦手だったんです。でも、現地の学校で英語を学んでいくうちに、徐々に英語を理解できるようになりました。参加型で使える英語」を学ぶ時間でした。その他にも、英語を学ぶだけでなく、人とのコミュニケーションを図る力をつけるための"プレゼンテーション"を学ぶ時間は、大変有意義でした。人前で自分の意見を英語で話す。当たり前のようでいて、すごく難しいことなんですよ。その結果、このプレゼンテーションの授業を通じて、自信がつきましたし、積極的にもなれました。外国人の学生さんわすことは、世界を知る機会にもなりましたね。日本ホテルスクールの留学制度の特長である留学中の「インターンシップ(企業研修)」も貴重な経験でした。実際に海外のホテルで仕事を経験することは、海外で働くことを目標に私はシアトル市内のホテルで、ベルの仕事を1日4〜5時間、約3ヶ月間に渡って経験しました。
日本にいる時の感覚でいた私は、インターンシップ初日は施設見学や仕事紹介で終わるのだな、と思っていたのですが、自己紹介を終えると、さっそくベルの仕事場に案内され、仕事がスタート!日本だと仕事の内容を一から丁寧に教えてくれますが、アメリカでは自分から聞いたり、行動を起こさない限り、教えてもらえないことを学びました。もちろん、ホテルという職場ですから、お客様にも積極的に声をかけたりすることも必要。インターンシップが始まってからの数日間は、職場や雰囲気に慣れることに必死でしたが、少しづつ慣れてくると、仕事を終えて、ご飯に行ったり、ショッピングに行ったりと、職場の仲間と過ごす時間も増え、仲間の大切さを感じるようにもなりました。
まず、学校で英語の基本を学び、それをインターンシップの現場で使う、次に「授業の枠を超えた英語」をインターンシップの現場で学び、再び学校の授業で復習する・・・。この「学校」と実際の生活の「現場」で使う英語の勉強の繰り返しこそが、自身の成長に大きく影響していたのだと思います。
海外で生活すること、異国の文化を経験することで、幅広い視野から物事を考えることができるようになりました。なによりも「私自身が成長した」と実感することができたのが財産です。今でも高校生の時から思い描く、海外で働くという夢は変わらずに、将来は英語力を活かせるホテルなど、人と触れ合う仕事に就きたいと思っています。
高校生の皆さんの中にも、海外留学をしてみたいと思っている人が大勢いると思いますが、ぜひ海外留学に挑戦してください。海外留学は、英語を身につけることだけでなく、人として異国の文化を学ぶことは貴重な経験になるはずです。その経験から、自分の成長を肌で感じてみてください。
日本ホテルスクールの留学制度は昼間部・夜間部、全科共通で希望者は誰でも留学できる制度です。留学先はアメリカのシアトル、またはオーストラリアのメルボルンから選択が可能。
カリキュラムはネイティブによる英語の授業や、日本語での文化・教養授業のほか、日本ホテルスクール独自の企業研修(インターンシップ)を含む各種の課外授業など、語学留学だけにとどまらない充実した制度になっています。現地での滞在はホームステイなので、生活しながらも英語を身につけることができます。