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宿泊の間違いやすい敬語

宿泊のお仕事は、フロント・ベル・ドア・コンシェルジュなど様々ありますが、お客様がホテルを訪れて最初に接する場であり、ホテルの顔とも言えます。
お客様のホテルに対する印象に残りやすい場所だからこそ正しい敬語を使用したいですね。
宿泊のお仕事でよく使われる不適切な敬語の使い方と共に正しい敬語を見ていきましょう。

会計の際にお金を受け取って

一万円からお預かりします

一万円お預かりします

解説

コンビニなどでは、なぜかよく使われる表現です。「から」に意味はありませんので不要です。また、「〇〇円ちょうどお預かりします」という表現もよく使用されますが、ちょうどの場合はお返しするもの(おつり)もありませんので、「お預かりします」ではなく、「頂戴します」「いただきます」を使用してください。

リムジンバスのご案内の時

成田空港行きと羽田空港行きがございますが、成田空港行きでよろしかったでしょうか

成田空港行きと羽田空港行きがございますが、成田空港行きでよろしいでしょうか

解説

「よろしかったでしょうか」は典型的なマニュアル敬語

お客様から荷物を預かる時

お荷物の方はこちらで全てでしょうか?

お荷物はこちらで全てでしょうか?

解説

接客、ビジネスで使われることの多いこのような「の方」の使い方は正しい敬語ではありません。複数あるうちの1つを示し比較する時には不自然ではありません。(例「こちらの窓側のテーブルの方が眺めがよいです」)

電話口のお客様の客室へ行く時

すぐ、お部屋にお伺いいたします

ただいま、お部屋にお伺いします

解説

「伺う」が謙譲表現であるため、同じく謙譲表現である「いたす」を付けると二重敬語となり正しくありません。
また、「すぐ」よりも「ただいま」の方が改まった表現となり適切です。

チェックイン手続き時

あしたの朝食用のバウチャーチケットでございます。

明日(みょうにち/あす)の朝食用のバウチャーチケットでございます。

解説

「きょう、きのう、あした」は「ほんじつ、さくじつ、みょうにち(あす)」が相応しい表現となります。