ウエディングプロデュース・レストラン運営の（株）ノバレーゼは、石川県の金沢市指定文化財「辻家庭園」で披露宴を実施します。敷地内に856平方メートルの披露宴会場とチャペルを新設しました。また９日から庭園内の国登録有形文化財の邸宅建築を日中は茶室、夜間は料亭として一般開放します。同社は歴史的建造物のウエディング利用に力を入れており、今回が７件目です。

辻家庭園は総面積6600平方メートルの広大な敷地に、国登録有形文化財の邸宅建築が現存しています。10部屋のうち４部屋を料飲スペースとして改装。また、青金石（ラズライト）の色素を使った真っ青な壁が特徴の「群青の間」では午後７時以降に６～８人１組限定の貸し切り料亭として営業します。大正初期の空間で懐石料理を提供します。

ノバレーゼが新設した結婚式場は和モダンをコンセプトとした地下１階、地上２階建て。チャペルや婚礼会場、披露宴会場を設けました。

（日経MJ　2013.12.8号より）

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