今月末でラサリアリゾート内の自然保護区で行われているオランウータンの保護プロジェクトは、セピロックにあるオランウータンセンターへ完全移行の運びとなります。現地旅行会社の話によると、空港近くにあるロッカウイワイルドライフパークのオランウータンもいなくなるそうなので、コタキナバル周辺へお越しになる旅行者は、気軽にオランウータンが見られなくなります。檻や人口の遊具ではなく、自然に生えた木や蔦を渡って思い思いに動くオランウータンは見ていて楽しいですし、何より動物園で見るよりも強く印象に残り、自然について改めて考えさせられます。機会があれば、是非見てもらいたいと思います。
さて、オランウータンセンターがあるセピロックですが、コタキナバルから東に車で約6時間、飛行機で約45分の場所に位置するサンダカンという町の近くに位置しています。そちらが出身のスタッフ曰く、とても落ち着いたシーフードのおいしいところだそうです。自然もまだまだ残っているためか、オランウータンだけでなく、マレーグマやボルネオゾウなどその他の野生動物も見ることが出来るようです。現地旅行会社は、動物の観賞を目的とした一日ツアーも企画しているようで、最近ではゲストからこのツアーに関する問合せも増えています。訪問する際は、事前に調べておくと楽かもしれません。
現在の主な業務は、チェックイン、日本人対応（Eメール、レター作成、セールスのお手伝い）、ゲストリレーションタスクのお手伝い。
今月の第一週目に、マレーシア航空とシャングリ・ラの共同運営で大手旅行会社の視察会が行われました。しかし、日本人セールスマネージャーは先月末をもって退職されたので、現地のセールススタッフ、日本にあるシャングリ・ラの営業部の方、そしてタンジュンアルとラサリアの両方の日本人スタッフの各3人体制で対応しました。普段の業務では知ることのないだろうコミッションの話や、旅行会社が求めている“お客さんに売る際に注目している点”に関して、新たな知識を得ることができました。またラサリアがいかに素晴らしい場所かを私なりに説明し、お越しの皆さんに理解してもらえたのでとても嬉しかったです。貴重な経験をさせてもらいました。
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