記念撮影スコールクラブ東京役員とYSCJ新規メンバー

スコールクラブ東京の役員5名を招き、本年度ヤングスコールクラブジャパン（略称＝YSCJ）の会員となった学生42名を対象とした入会認証式を2020年8月24日に挙行しました。2015年度発足以来の現残留会員74名（在学2年生40名、卒業生会員31名）に加えて、登録会員数は合計113名になりました。式典には、スコールクラブ東京会長／スコールインターナショナル東アジア副会長／在日スイス大使館一等書記官・スイス政府観光局局長ファビアン・クレール氏、前スコールクラブ東京会長／株式会社鶴エンタープライズ社長井上嘉世子氏、日本スコールクラブ事務局長／ハイアットホテルズコーポレーションシニアグローバルディレクタージャパン松尾ジョセフ氏、スコールクラブ東京理事／観光レジリエンス研究所代表高松正人氏、スコールクラブ東京事務局長ノースウエストテリトリーツーリズムマーケットディレクター田中映子氏が出席しました。

記念撮影スコールクラブ東京役員とYSCJ新規メンバー

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で国際的な行事を中止せざるを得ない状況が続く中で、本校の教育理念「国際的視野に立脚した人間の育成」に体現化するため、英語専攻科の学生を対象とした国際交流の活動として入会認証式を実施しました。式典は、スコールクラブジャパンの会長でもある石塚勉校長の主催者挨拶に始まり、スコールプロモーションDVDとスコール会歌（Hymn）を視聴、ファビアン・クレール会長によるスコールクラブについての講話の後、学生代表として昼間部英語専攻科1年生村田花恋さん（宇都宮短期大学附属高校〔栃木〕出身）に、ヤングスコールバッジ、入会認定証、会員証が授与されました。その後、役員それぞれから激励スピーチを頂き、スコール方式の乾杯で祝杯を挙げ入会を祝いました。YSCJを代表し、村田花恋さんから、謝辞とクラブ会員としての意気込みが述べられました。最後に列席者全員で記念写真を撮影し相互交流が図られました。

入会認証式開始と主催者挨拶　石塚勉校長

スコールクラブ東京会長／スコールインターナショナル東アジア副会長　ファビアン・クレール氏

YSCJメンバーとなる英語専攻科の学生

ファビアン・クレール氏と学生代表昼間部英語専攻科1年生村田花恋さん　入会認定証、会員証を授与

スコールクラブ東京の役員5名と石塚校長

スコールクラブは、現在103か国に344クラブ、1万3428人の会員を有し、観光業界では世界最大の民間組織です。そして「ヤングスコールクラブ」は、1995年に創設された新しい会員のカテゴリーで、次世代を担う人材育成、会員増を目的として、18歳から35歳の学生および業界人を対象としています。本校では、約400におよぶ世界各地のクラブがヤングスコールクラブを促進しているのを機に「YSCJ」を立ち上げ、英語専攻科の学生がYSCJの国際会員として立場を作ることで、国際的視野に立つ意識を自覚させることを目的としています。

国内外における現役の業界人との交流の機会を促進する真の国際化教育の一環として2015年7月にヤングスコールクラブジャパンを立ち上げました。観光業界の将来を担う人材に成長するためには、国際人をめざす学生には有益であると考えています。それ以来、スコールクラブ関係者を招いての特別講義や海外研修時にフィリピン、メルボルン、ローマ、バンクーバーの現地スコールクラブとの交流会や、グアムへの招待訪問、国際会議へのボランタリー参加と活動を広げてきました。

このような活動から、2019年6月にインドで開催されたスコールアジア大会で、本校の組織するヤングスコールクラブジャパンが2019年度アジア地区最優秀賞を受賞し、2015年、2016年、2018年に続いて4度目の受賞になりました。スコールクラブの正会員は、業界の経営者・幹部が入会条件になっていますが、次世代を担う「ヤングスコール」は、組織の増強、観光関連産業界の発展を図ることが期待されている中で、YSCJは、アジア、世界でも高く評価されています。今後の内外における諸活動が期待されています。

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