ホテル総支配人や業界の方など過去最多の27名を審査員に迎え、第30回弁論大会を開催
弁論大会は「表現力、語学力の向上」「同世代間の考え方・価値観の共有」などを目的として開始され、今回で30回目を迎えました。本大会は、学内レベルの大会としては類を見ない規模で、毎年、外資系ホテル総支配人や業界企業トップの方などゲスト審査員を迎えて実施しています。本校は開校以来、「産学連携」を軸とし、ホテル・ブライダル企業を中心に企業と連携した実践教育を行っています。
今年の弁論大会は、「業界発展のために私たちが提案すること」「業界への新しい発想や理想について」を論題とし、日頃のアルバイトなどの体験を通してサービスに対して感じていること、現在自身が取り組んでいること、自身と社会との関わり、そして将来活躍の場であるホテルやブライダルの業界への提案から、自身の今後の目標や将来の夢など、弁士は予選会からさらに内容をまとめ、練習した成果を発揮し、堂々と伝えていました。
日本語部門最優秀賞は、昼間部英語専攻科2年生田有理奈さん(松戸市立松戸高校〔千葉〕出身)による、聴覚に障がいがあるろう者の視点に踏み込み、相手の心に寄り添い「手話の世界」を知ることを通して、知らない世界を知ることで多様性を認めることが、ホテルを心から楽しめる空間づくりにつながることをテーマにした「手話の世界を知ることで」、優秀賞は昼間部ホテル科2年生椎名優さん(千葉県立佐原高校出身)による、「普通でいられる場所」が選ばれました。
英語部門最優秀賞は、昼間部ホテル科2年王思程さん(ミツミネキャリアアカデミー日本語コース〔東京〕出身)による、「すみません」「ごめんなさい」という頻繁に使う日本語から、お客様から謝ることに慣れてしまっている今の環境に対して、「謝る必要がない」のではなく、謝る以上に「自分たちにできること」を考え、謝罪よりも行動が大切であることをテーマにした「What Can I Do for You?(私たちに何かできることはありませんか?)」、優秀賞は昼間部英語専攻科2年閔率氣さん(東京ギャラクシー日本語学校〔東京〕出身)による、「Solo Travelers(個人旅行)」が選ばれました。
そして、日本語部門出場者の夜間部ホテル科1年中嶋翔さん(大分県立佐伯鶴城高校出身)の「お茶碗一杯の重さ」、昼間部ホテル科2年岡部美月さん(狭山ケ丘高校〔埼玉〕出身)の「+100点をプレゼント」、昼間部ブライダル科2年廣岡唯華さん(千葉県立市川南高校出身)の「ズバリ、結婚式を挙げてよかった」、英語部門出場者の昼間部英語専攻科2年遠藤悠さん(神奈川県立横浜国際高校出身)の「New Strategy of Hotel Industry(ホテル業界の新しい戦略)」、昼間部英語専攻科2年小林磨依さん(大妻高校〔東京〕出身)の「The 5th SDG(5番目のSDG)」、昼間部英語専攻科1年宮川碧さん(八王子高校〔東京〕出身)の「Like A Warm Home(暖かい家のように)」が努力賞を受賞しました。
日本語部門、英語部門の最優秀賞、優秀賞、努力賞、そして弁士全員に審査員特別賞として企業の皆様より副賞が贈られました。
★ご協賛いただきました企業の皆様を紹介するとともに、受賞の様子を写真でお届け-詳細はこちら★
審査結果発表、表彰式の後、ゲスト審査員としてご出席いただきました、パーク ハイアット 東京総支配人エルヴェ マゼラ様よりホスピタリティ業界の代表として弁論大会を総評いただくとともに、ホテル・ブライダル業界での活躍をめざす本校の学生に対して、ご自身のホテル学校でのご経験を共有していただくとともに、多様性を尊重し、“情熱”、“諦めないこと”、“人を愛すること”を大事にして、自身に限界を設けず成長して欲しいとメッセージをいただきました。
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