当日の入学式は、新型コロナウイルス感染症の予防対策を徹底し、時間を短縮するとともに参加者は新入生と学校関係者のみに制限するするなど、感染防止に配慮した対策がとられました。

学校関係者が見守る中、石塚勉校長から式辞で「コロナ禍において、新入生の皆さんと教職員による異例の形での入学式となりました。新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大は、観光業界に大きな影響を与えています。しかし、日本の観光産業はこれまでに観光立国の実現に向けて日本の基幹産業になるべく成長し続けています。企業の動きも活発になり、ホテル業界をはじめとしたホスピタリティ産業においても人材を求める声が大きくなっています。すでに学生生活への準備期間としての入学オリエンテーションも終えました。学校では、感染予防対策を徹底し、新しい生活様式に順応して新型コロナウイルスとの共生時代に対応しています。学生とは“生きることを学ぶこと”。初心を忘れることなく、たくさんの友人をつくり、皆さんが揃って笑顔で卒業ができるように学校生活に臨んで欲しい。」と述べられました。

続いて、業界を代表する企業の皆様、海外留学先のカナダ、オーストラリアの提携校からの祝電が披露されました。本校の校歌、校章の紹介の後、在校生を代表し、新2年生の夜間部ホテル科倉澤結さん（埼玉県立熊谷女子高校出身）による歓迎の言葉、そして新入生を代表し昼間部英語専攻科平紅葉さん（愛知県立時習館高校出身）の入学の言葉にて式典を締めくくりました。

当日は緊張の中にも希望に満ちた式典となり、212名の新入生はそれぞれの夢実現に向けて一歩を踏み出しました。