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本校で教える先生方が木村拓哉さん・長澤まさみさん主演映画「マスカレード・ナイト」(9/17公開)ホテリエの演技指導及び監修-Part.2【ネタバレ有!要注意】

ネタバレが沢山含まれます。ご鑑賞になってからお読みください

映画「マスカレード・ナイト」(東野圭吾さん原作)が公開されました。

前回所作指導に当たった、川辺先生と、前回から引き続き指導に当たった、浅山先生に実際に公開された映画の感想を伺いました。

今回所作指導に当たった、大堀先生、浅山先生は、本校での授業のほか、ホテルで働くプロのスタッフへの教育を行っています。(両先生のご紹介はこちらから)

マスカレード・ナイト 前作に引き続いて今作「マスカレード・ナイト」のホテリエ所作指導・ホテル監修を行った浅山先生(右)「マスカレード・ホテル」の同指導を行った川辺先生(左)

Q:完成した映画をご覧になって改めてお二人のホテルマンとしての演技はいかがでしたか?
A:
木村拓哉さんのポイントは「刑事色が出る瞬間」です。
前回は全くホテル業務を知らない刑事がホテルマンに扮するという意味での「刑事色の強さ」でしたが、今回は「ホテルマンにもなれる刑事の刑事色」を見事に出していました。
長澤まさみさんはフロントクラークから1ランクグレードアップしたイメージが素晴らしく、「ピンチの場面でも慌てる姿を見せない一流ホテルマン」です。その非常に微妙なイメージが伝わってきて、まるで本物のコンシェルジュを見ているようでした。

前作と比較してほしいのですが、新田(木村拓哉さん)と山岸(長澤まさみさん)の信頼度が全体的にアップしているんですよ。ちょっとしたしぐさや表情など、「コンビ再結成!」と言わしめる雰囲気がお二人の演技で見事に表現されています。木村拓哉さんもホテリエとしての所作をわきまえているので、コンシェルジュの長澤まさみさんが少し安心して彼を見ているんです。

Q:印象に残るシーンはありましたか?
A:
本編で面白かったのは、ホテリエに扮する新田刑事(木村拓哉さん)が、常連客の曽野様(勝村政信さん)に「いつもご利用ありがとうございます」と言いそうになるところを、ベテランフロントクラークである氏原(石黒賢さん)に蹴られるシーンです。凄く笑えるシーンですが実はこれ、お客様(しかも常連客)に損害を与えるとともに、ホテルの信用を失墜させる恐れのある、非常に深刻で重要なシーンなのです。

今回の石黒さんが行った”初対面を装った演技”もそうですが、ホテルマンは、お客様の個人情報を守る義務があり、お客様の利益や名誉のために、時には演技力を求められます。「お客様の仮面を守る」事はホテルマンのプライドをかけた大切な仕事なのです。

信頼に置けるホテルマンには、お客様が安心して色々と任せてくれるようになります。
ベテランのホテルマンになるとよくあるのは、「ホテルマンにお客様が付く」ことです。そういったベテランが転職すると、転職先のホテルにそのお客様が泊まりに来てくれることも多くあります。信頼してくれているからです。

私も現役時代に常連のお客様から「今度ニューヨークに出張なんだけど、どこかいいホテル無い?」とお問合せ頂いたことがありました。その時は自分のツテをフル活用してご紹介しました。もちろん私にも勤務するホテルにも一円の利益もありません。でもあの人が困らないようにしたいと思い、一生懸命探してしまうのです。

そうすると、今度は自分の誕生日に突然高級時計が届いたり、嬉しいサプライズがあったりします。当時と異なり今はコンプライアンス違反ですよね。しかし私が伝えたいのは、モノをもらうことではなくて、気持ちが通じたと思えることが嬉しくて、もっともっと頑張ろうと思ってしまう、そんな信頼関係のことなのです。

Q:現実のホテルと比較して特徴的なシーンはありましたか?
A:
ルールに入りきらない山岸(長澤まさみさん)とルールを順守する氏原(石黒賢さん)ですね。どちらもホテルにとっては貴重な人材です。
コンシェルジュとなった山岸が、お客様のために色々と考える姿は本物のコンシェルジュを見ているようでした。誰にも迷惑をかけずにご要望を実現する理想を見ることができます。
また氏原(石黒賢さん)は新田刑事がフロントに入ることを徹底して拒否しますが、「そりゃ嫌だよなー」と思ってみていました。「フロントはホテルの顔」です。フロントの小さなミスが巡りめぐって大惨事になることもあります。
その徹底したフロントクラークの対応が結果的に犯人に有利な情報を与えてしまったという設定もとっても面白かったですね!

TOHOスタジオの入り口のゴジラ TOHOスタジオの入り口のゴジラ
公開後の映画館のポスター 公開後の映画館のポスター
劇場で購入したパンフレットと、原作本 劇場で購入したパンフレットと、原作本
TOHOスタジオの入り口 TOHOスタジオの入り口
今回の試写会での感想をお話してくれた川辺先生 今回の試写会での感想をお話してくれた川辺先生
オマケ:前作「マスカレード・ホテル」にエキストラ出演した川辺先生(事の行方を真剣に見守るギャラリー役) オマケ:前作「マスカレード・ホテル」にエキストラ出演した川辺先生(事の行方を真剣に見守るギャラリー役)

Q:ホテル・コルテシア東京の施設についてはどうでしたか?
A:
びっくりしましたよ。ここまでやるか! の一言に尽きます。カメラに映る範囲のカードキーやメモ帳などの室内備品はもちろんですが、カメラに映らないであろうオーダースプリットや領収書も全てコルテシア東京仕様です。
フロントのパソコンを見たら、なんとホテルの基幹業務システムが稼働していました。名称は伏せますが、ホテル業界では有名なシステムの一つです。思わず客室稼働状況を確認してしまいましたが、完璧に入力されていました。

バックヤードの再現性も同じです。〇〇のお知らせ や、関連のあるポスターが貼ってあり、少し煩雑とした感じが「そうそう、こんな感じ!」「あるある!」と笑ってしまうくらい完璧でした。

あと、なるほどと感じたのは、エレベーターの開閉が実は手動なことです。エレベーターが効果的に使われていたので注目してみて欲しいのですが、(セットの詳細は作品イメージにかかわるので伏せますが)エレベーターがセリフのどこで開閉するのかは機械ではイメージ通りにはいかないですよね? だから実は手動だったんですよ。

Q:沢村一樹さんは、注文の多いお客様から一転してホテルマンという役でしたが、どうご覧になりましたか?
A:
簡単にホテルマンの所作指導はさせてもらいましたが、普段から佇まいがピシッとしていらっしゃるので、ロス支店のホテルマンであることを打ち明けた後の所作も、あまり言うこともなかったです。
最初は日下部というお客役なので当然私たちが何か言うことはありませんでした。終盤に、「アメリカの人事部で勤務する香坂」に戻るあたりで、沢村さんの方から「私のホテルマンはどうですか?」と聞いてきてくださいましたが、本当に少しご指導させて頂いただけなんですよ。

Q:役者の皆さまがホテルマンらしくあろうと熱心だったとお伺いしましたがその辺りをもう少し教えて下さい。
A:
木村拓哉さん、長澤まさみさんはいうまでもないですし、皆さん本当に真剣に取り組まれていました。
中でもフロントクラーク役の東根作寿英さん、石川恋さんの熱心さには心を打たれるものがありました。私達からホテルに関する情報を得ようと沢山質問してくださるのが嬉しかったです。
お人柄も素晴らしいですし、もし本当にホテルマンだったら大勢のお客様がファンになっただろうな、と何度も思いました。

川辺先生、浅山先生、どうもありがとうございました。
皆さんはこの記事を読んでみていかがでしたでしょうか。
是非もう一度映画館でご覧になって振り返ってみてはいかがでしょうか!

Part.1 を読む


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<大堀先生・浅山先生のご紹介>
お二人とも現場に即した多彩な経験と深い知識があり、ホテルスクールでは専門性の高い授業を受け持っています。

大堀貴弘先生
一般財団法人日本ホテル教育センター所属
普段は主に受託研修の講師や大手ホテル会社のコンサルタントとして、プロのホテリエへの指導や経営者層へのコンサルティング業務を行っています。
本校では、昼間部2年生のホスピタリティ実践講座「FFE」の授業をご指導いただいております。

浅山恵一先生
一般財団法人日本ホテル教育センター所属
普段は主に、受託研修の講師や、ホテルビジネス実務検定試験の作問や監修を行っています。
本校では、「ホテルマネジメント」の授業をご担当。学生から「わかりやすい」「実際の状況をイメージできる」と定評がある授業をして頂いています。

学生たちにプレゼンテーションのやり方を講義する大堀先生 学生たちにプレゼンテーションのやり方を講義する大堀先生
熱心に「ホテルマネジメント」の講義を行う浅山先生 熱心に「ホテルマネジメント」の講義を行う浅山先生
オマケ:前作「マスカレード・ホテル」にエキストラ出演した浅山先生(ホテルを使い慣れたビジネスマン客役) オマケ:前作「マスカレード・ホテル」にエキストラ出演した浅山先生(ホテルを使い慣れたビジネスマン客役)

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