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強いぞ!日本の観光業界 【4】 価値観の変化に対する「サービス」のカタチ

新しいニーズに応えるために既存の枠にとらわれない新しいサービスを追求するホテリエ

新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちの価値観の変化に合わせてホテル企業も柔軟に対応しています。

旅行や観光に依存しない「ホテル」の新しい形を模索するホテル企業についてお伝えしました。

新しいニーズに応えるために既存の枠にとらわれない新しいサービスを追求するホテリエ

コロナ禍において、ホテルにお越しいただけない人を対象とした「自宅でホテルを体験してもらう」企画が登場しました。

ホテル椿山荘東京では、「#おうちでホテル時間」と題して、自宅でも簡単に作れるホテルシェフ考案のクッキングレシピを動画で配信しています。

また、ホテルならではのホテルのベッドメイキング動画、父の日のプレゼントづくりで椿の花や葉を使ったコラージュ遊びの動画の配信、お子様向けのホテルオリジナルのぬり絵を配信するなどの取り組みがみられました。

そして今、ホテルが提供するホテルスタッフによる「サービス」にも変化が見られます。

私たちは、感染拡大を予防するために3密の回避を求められています。
お客様との接触をできるだけ避け、一定の距離を保つ。

“ホテルスタッフとしてお客様に寄り添う”
“ホテルスタッフとしてお客様のご要望に応える”

そのためにできるだけお客様の近くに寄り添ってサービスを提供する光景を目の当たりにしていました。

今、ホテルで働く人々は「お客様に寄り添う=距離が近い」という概念から離れて、価値観の変化により、今一度「お客様に寄り添うこと」について考えることも求められています。

「寄り添い」と「距離をとる」は反例しているように感じます。

しかしながら「寄り添い」にはさまざまなカタチがあるはずです。

先に紹介したホテル椿山荘東京が提供する「#おうちでホテル時間」は、ホテルに関わる人々の「自宅にいてもホテルのような優雅で楽しいひとときを過ごしていただきたい」という『想い』は、一つのカタチではないでしょうか。

技術革新が進む一方で、私たちはコロナ禍における時代の変革の中で生まれる新しいニーズに応えるために既存の枠にとらわれない常に新たなサービスを追求しています。

#Stay Home おうち生活を楽しむ方法を模索 #Stay Home おうち生活を楽しむ方法を模索
人と人との間には十分な間隔が必要 人と人との間には十分な間隔が必要

今、観光業界をめざす高校生の皆さんにとって、観光業界の将来に対して不安な気持ちを持つ高校生の方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、新型コロナウイルス感染症は、ホテル業界を含めた観光業界に大きな影響を与えていることは事実として受け止める必要があります。

しかし、ホテル企業をはじめとした観光に関わる事業者は、「今、何ができるか」「新しい時代を迎えるために何をすべきか」といった視点で物事を考えています。
そしてコロナが収束した後に回復するための準備など先を見据えて行動しています。

私たちに求められることは、観光業界に携わる事業者がコロナ禍で私たちの価値観の変化に対して、どのように対応をしているのかといった具体的な事例などの正しい情報をもとに「自分の目で知る」ことです。

未来の観光業界を担う皆さんに少しでも参考になる情報をお届けできれば幸いです。

強いぞ!日本の観光業界シリーズ=Back Number=
【1】 外国人観光客が激減、日本の観光は大丈夫?
【2】 日本の観光の救世主?「マイクロツーリズム」とは?
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