職業実践専門課程 認定

学校法人日本ホテル学院 専門学校 日本ホテルスクール

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変えられるのは、「自分自身の気持ちと未来」

ホテル・ブライダル実習―企業側の受入体制

教育部 吉岡 康子

専門学校日本ホテルスクール教育部の吉岡康子です。今回は私が担当しているホテル・ブライダル実習についてお話ししたいと思います。

昼間部の学生は、2年間の在学中に2ヶ月間のホテル・ブライダル実習を3回経験します。学校の理念である「理論と実技の一体化によるサービスの創造」という考え方に基づいて実施しています。ちょうど先日、1年生第1回目の2ヶ月間の実習が終了しました。2ヶ月前に送った時より、はるかにたくましい顔になって帰ってきた学生達の表情が印象的でした!

今回は、実習する学生達には、見えない部分、企業側の受入体制についてお話しをしたいと思います。

現在、首都圏22ヶ所のホテル、ブライダルの施設で実習を行っていますが、各ホテル、ブライダルの実習ご担当者には、学生の受入、ミーティングの設定、勤務時間のコントロール、各職場での問題の対応、学生へのメンタルサポートまで本当にお世話になっています。実習開始約8週間前に企業へ実習生の依頼をしますが、その際に気をつけているポイントは、各実習先企業の特色、求める人材などを考慮しながら、各学生を実習先へ配置していきますが、ここのマッチング作業が一番頭を悩ませます。企業が求めるレベルと各学生のポテンシャルがかけ離れないように、出来るだけ近づける学生を配置していきます。時にはもう少し語学力が、、、もう少しコミュニケーション出来る学生が、、、などの企業よりリクエストが入るケースもあります。そうしたリクエストを学校側でコントロールしながら、なんとか学生の皆さんを受け入れて頂いていますので、学生の皆さんも色々こうした実習先が良い、語学が活かせる実習先が良い、などの希望はあるかと思いますが、と同時に受け入れる企業側のリクエストもある中で色々なタイプの学生を受け入れて頂いていることを、学生の皆さんが忘れないで欲しいな・・・と思っています。また希望があるなら、そこへ近づけるように学生自身も努力をするべきだな・・・とも思っています!

ここで、先日まで実習をしていた1年生の中間報告をご紹介します。

私ができることは、まずは「笑顔」と「返事」から。

簡単ではありますが、私はこんなにやる気があるのだと全力でアピールしています。

残り少ない実習期間で何がどう変わるかわかりませんが、何より仕事が楽しいと感じられるようになりたいです。

今は不安や怖さがありますが、やはり好きでホテル業、接客業を選んできているので 「楽しいな」「面白いな」という部分をもっと知って増やしていきたいです。

ミーティングで、他部署のみんなと顔を合わせて、大変なのは自分だけじゃない。そう思いました。 なので、みんなで頑張っているのだという意識をもって、残り1ヶ月ほどを頑張りたいと思います。

こうした報告を読んでいると、出来ることを自分なりに誠実に頑張っているな・・・と感じます。出来ることをガッツ出して出来る学生は格好良いと思います。頑張っていることをアピールしないと人は理解してくれません。上手に頑張っていることをアピール出来るように、実習を通じて少しずつ自分を主張していって欲しいとも思っています。

実習担当の先生方は、学生の勤務態度、成長、業務量などを見ています。先ずは与えられた業務をこなし、マイナスの感情をコントロールしながら、仕事に対して誠実でいる事。実習は楽しいことばかりではありません、頑張ってハードルを越えた学生にしか見えない風景があります。自分がきちんとブレないで誠実に勤務していると、苦手だったスタッフの方の態度が変わってくる、周りが色々教えてくれるようになるなど変化があるはずです。よく言われる事ですが、「過去と他人は変えられない」、変えられるのは、「自分自身の気持ちと未来」だと感じるのです。

受け入れて下さる企業に感謝しながら、学生の皆さんと企業側とがお互いに歩み寄れる関係で実習が出来ていけたらと、担当として願っています!実習に向き合っている全てのみんなガンバレ!

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