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オンラインで十分ですか? 人間ってそんなに単純な生き物じゃないでしょう

コロナと接客業

教育部 中島宣由紀

【紹介&プロフィール】
ホテルスクールの前身となる、プリンスホテルスクールの第1期卒業生。東京プリンスホテルで副総支配人として業界を牽引。ホテルマンとして40年近いキャリアを積んだ後、現在は、本校で教鞭をとり、後進の育成に尽力。迷っている方へ「ホテルマンになる条件」で幅広い読者から共感を得る

今回の教職員ブログは、「コロナ新時代」に、”旧時代人間”を自称する中島宣由紀先生です。


- 今は何とか耐える時です。

「近づかないでくださーい! 話さないでくださーい!」
ランチの休憩時間に、クラスを見回る先生方の声が響きます。
でも学生たちは、目を離すと直ぐに輪になって、話しながら食事をしようとするんです。
接客業を目指す学生が、ご飯を食べる時に黙っているなんて、本当に可哀そうです。みーんなおしゃべり大好きなんだから。

ピザを買ってきて輪になってキャッキャと食べている姿を見たときは、あまりに楽しそうで、本当は注意なんかしたくなかったですよ。注意した時の学生の不満顔ときたら!(苦笑)

でも今は耐えて、食事をするときは黙って前を向いてもらっています。

2020年4月
入学式すらできず、新入生を迎えて、3か月間、オンライン授業で学生たちと関わってきました。
自分なりにできることを模索し、毎日毎日ホテル業に関する情報を、クラスの学生たちにメールで送信し続けました。(ちょっと送りすぎたかも)

「オンラインでも、出来ることが多い」そう気づけたことは、自分にとってプラスでした。
学生が今日は元気がないかな? 本当はもっと話したいことがあるんじゃないかな? オンラインであっても次第にわかるようになりました。

しかし、緊急事態宣言が解除され、7月から登校した学生たちと対面した時、
「全然違うじゃん」
この一言。頭の中にはこの一言でした。

「コロナ新時代」でオンラインや非対面技術が進むのは大いに結構です。出来る事はどんどん進めましょう。
しかし、人間って、一人ひとりの雰囲気があって、匂いがあって、ふとした表情やつぶやいた言葉、そこに本心が隠されていたりするものなんですよね。

オンラインだけでそれがわかりますか? わからないんです、結局。
人間の"素晴らしさ"も、"泥臭さ"も、直接会って話して感じて初めてわかります。

私は、「ホスピタリティとは相手の心に自分の心を寄り添えて対話をする姿勢そのものである」と常々思っています。
相手を察するだけがホスピタリティではありません。
自分の体や目の動き、表情、声色など、ちょっとしたことで相手にホスピタリティを伝えることだってできるのです。
「接客業のプロになる」ってそういうことだと思います。

遠く離れていても、寄り添えるところはあります。でも実際に体験してはっきりしたことは、
「オンラインで十分ですか? 人間ってそんなに単純な生き物じゃないでしょう?」
ホテルスクールはそう感じている人たちが集まる場所なんです。
今は力を蓄えて、脱コロナのその時に、人と人とが直接かかわることがどれだけ大切なことなのか、それを伝えられる人材になってほしい。そう願って止みません。
宿泊も料飲もマルチに指導される中島先生 宿泊も料飲もマルチに指導される中島先生
オープンキャンパスではいつも大人気 オープンキャンパスではいつも大人気
人と直接会うことの大切さを忘れないでください。
是非ホテルへ遊びに行ったり、学校に来て、体験してください。
感染対策を、これでもかっていうくらいにやっています。
無理は禁物です。不安を感じたら耐えて自宅に籠ることも大切な選択だと思います。
でも、無理しない範囲でいつでもホテルを、学校を訪ねてもらいたいのです!



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